第104回アーキテクツサロン

JIA 日本建築家協会兵庫支部「第104回アーキテクツサロン」に、重村先生の講演、および、系譜を辿るトークイベントが企画されています。

詳しくは、JIA兵庫支部のサイトへ。

イベント名称 「第104回アーキテクツサロン」
建築家の系譜シリーズ第6弾
開催日時 2012年7月21日(土) 18:00〜20:30(開場17:30〜)
募集期間(締切日) 【申込締切日】7月20日(金)
内容

場所と創造と同時代地域主義へ
-発見的方法、地域主義、同時代感覚、場所の喪失と回復をめぐって-
第1部 講演会 / 重村 力
第2部 トークセッション/ 重村 力、内田文雄、吉村雅夫、西山英夫、久保勇人、西田潔史、長尾健

定員 100名(先着順)
参加費 会員・一般 1,000円  学生 500円
申し込み方法

JIA兵庫地域会事務局宛にメールかFAXにて(e-mail: jia-hyogo@h9.dion.ne.jp , FAX:078-332-1253)

会場 海外移住と文化の交流センター 5階ホール
住所 神戸市中央区山本通3-19-8

建築ジャーナル別冊いるか設計集団 出版ミニパーティのお知らせ

続報が来ました。

出版ミニパーティーの日程が決まりました。

関東:2月24日(金)夕刻開始、神奈川大学(横浜)8号館6階 8-68
関西:2月25日(土)17:00〜 いるか設計集団(神戸)

(詳細の続報が入りましたら、追って掲載します)

人数を把握したいので、参加されるかたは、下記まで連絡をお願い致します。

関東:竹本正之さん、寺嶋卓也さん、三笠友洋さん、

関西:重村研OB OG→稲地さん(inachishusukeアットマークgmail.com)、いるか設計集団OBOG→吉村さん、稲門建築会→槇本さん

なお会場にて「別冊いるか設計集団」を2000円で頒布されるとのことです。
会費は、図書代金合わせて5,000円程度を予定しています。

建築ジャーナルで「別冊いるか設計集団」がでました!

建築ジャーナル別冊いるか設計集団

建築ジャーナル別冊2012.1_いるか設計集団

(速報です)
建築ジャーナルから「別冊いるか設計集団」が刊行されました。
全国の書店にて販売されています。¥2100。
(重村先生から直接ご連絡いただきました。また、情報が入りましたら、お伝えします。)
(20120127 続報)
2月後半の日曜日に、重村先生のご自宅(神戸・住吉)にてピザパーティが行われるとのことです。
また、関東(神奈川大学)でもミニパーティが計画されているそうです。
詳細が決まりましたら、shigeken.netでもご連絡致します。

重村先生執筆の書籍が発刊予定です

「東日本大震災からの復興まちづくり」という本が、大月書店から12月に発行されるとの情報を頂きました。

重村先生は「集落復興と減災」部分を執筆されています。

(追伸)
Amazon.co.jpでも取り扱いが始まっているようです。

大阪で重村先生の講演会(震災関連・11月2日)

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三笠さんから教えて頂きました。

来る11月2日(水)に大阪で、重村先生の講演会が開催されるそうです。「三陸の集落計画、震災復興、減災について語り合う」とタイトルがつけられています。

講演概要は「津波により壊滅的な打撃を受けた三陸の集落復興計画に関わる話題提供を重村力氏が行う。東北エリアで実際にボランティア、或いは計画支援などに関わっている方々にも話題提供をいただき、ディスカッションを行なう予定です。」と なっています。

稲門近畿支部の主催ですが、一般公開で、どなたでも参加することができます。(会費500円必要) ただし、申し込みが必要のようです。

詳しくは、ポスター(2.5MB)をご覧下さい。

重村先生からfacebookへの参加呼びかけ

代理投稿の平田隆行です。

重村先生から「重研」のみなさんへ、facebookへの参加の呼びかけがありました。

なお、重村先生のfacebookのページは、重村先生から、特に東北地方太平洋沖地震に関して、頻繁にメッセージが流れています。(まもなく、現地調査に向かわれるとのことです。)

facebookに登録すると、メッセージのやりとりが可能となります。
みなさまの参加とご協力をお願い致します。

「杜の都 仙台のすがた」をPDF公開しました

「杜の都 仙台のすがた その将来像を提案する」早稲田大学吉阪研究室 1973(都市計画学会賞受賞)
全ページをPDFにしています。264MBです。

沿岸部は居住地を設けず,緑地と生産緑地とし,また名取川などの河川沿いも緑地とするなどの計画がされています。今後の復興にきわめて重要な示唆を与えると考えられます。

ダウンロード(264MB)

都市計画がなって町が死んではだめ。 (重村力)

重村力先生から,以下の文章を頂きました。(新建築webに送信された文章とのこと)代理投稿:平田隆行

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都市計画がなって町が死んではだめ。
重村力
阪神を被災し、
インドネシアやスリランカの地震・津波被災地の復興に関わっていた
経験から今回即スマトラ級の地震が起きたと思いさまざまな心配が
あたまをよぎった。
地震による破壊の度合いは、報道や調査報告が少ない状況で
はっきりとはわからないが、以下のことが言える。
1高層・超高層が長周期に弱いことを露呈したが
幸い致命的な被害には至っていなそう。
2中層のRC建築物は耐震補強した物も含めて
阪神よりもつよい入力に対して相当丈夫になった。
3木造伝統建築は耐震補強が間に合わなかった物が多い。
4建築のサブ構造の総合的安全性は大いに問題を露呈した。
ブロック塀や天井などの仕上げ材支持構造=仙台駅・石巻空港
5あれだけ丈夫につくったはずの原発も建築構造的には
安全でもさまざまなポンプや配管サブ発電機などが弱ければ
どうしようもない。総合的安全対策がないし
電力会社の体質では安全は守れない
=原発という綱渡りは無理。
6津波は想像以上。
仙台市東部若林区や名取市の仙台空港などはもともと
開発すべきではない場所である。1973年に吉阪研究室で
つくった「杜の都仙台のすがた」=都市計画学会賞受賞
では仙台バイパス以東の開発を最小限に抑える計画だったが
結局市街化が拡大した。スリランカのように海岸線から
2㎞~5kmの開発規制をかけ
荒浜など既存集落には手厚い津波タワーなどの処置を
講じるべき。
ジャワ島のパンガンダラン津波を二日後の朝見たが
それとは比べものにならない強さ。
スリランカでも列車はこんなに流されてはいなかった。
7沿岸集落の津波対策はこれから
日本建築学会の集落研究者たちと調査に出かけるところだが
田老などのかみそり防潮堤は無惨に敗北した。
助かったのは台地や丘に逃げた人々で
建築ではRCの5階建て以上程度のホテルや病院などの最上階
(20m以上か)などで、南三陸町の重量鉄骨3階建て(ALC?)
防災庁舎屋上の手すりにしがみついて一人だけ助かった町長
がぎりぎり限界であった。
今後土手や津波タワーを用いて台地への10分避難路をつくり
公共的中層RCなどを分散配置する計画がのぞまれる
8復興はコミュニティ主体で
今回の窮状をみても合併自治体の頼りなさとコミュニティの
自助共助が目につく=阪神と同じ。今後の復興はコミュニティ
ベイストで進めるべきだ。
特に沿岸集落の社会的持続性
経済的持続性に重点を置いた復興をしないと日本の
魚食文化は滅びる。
神戸市長田区のように都市計画がなって町が死んではだめ。
東灘区酒造地区のように持続が大切。

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文中で触れられている「杜の都 仙台のすがた」をPDF公開しました。

ダウンロード(264MB)

滋賀県立大学の「雑口罵乱」

滋賀県立大学環境デザイン学科発行の「雑口罵乱」(ざっくばらん)が発売されています。

雑口罵乱VOL3

雑口罵乱VOL3

これは,滋賀県立大学での連続レクチャーがまとめられているのですが,そこに,重村力先生のレクチャーのレポートが掲載されています。

「サスティナブル建築論及びまちづくり論」レクチャー 重村力(建築家) レポート「重村力の環境学」

です。

リンク:DANWASHITSU

P.S. 神大の方は,エスキス大会の写真UPよろしくお願いいたします。